佐久市工業団地事業協同組合の共同受注組立工場として発足したさきがけは、品質、納期におけるパーフェクト集団を自負し、ユーザーの皆様に信頼されえる企業を目指し日々精進しています。
さきがけは、大型印刷機、半導体のシリコンウェハー・ビデオディスクなどの表面を磨くラップ盤等を組立てる、機械メーカーです。
印刷機は、高画質プリント、紙幣印刷など高度な仕上がりが要求され、高い技術力が必要とされます。急激なデジタル化、マルチメディア化が進むなか、弊社でもより高精度機器を納品することを使命と考えており、日々進化している印刷機のデリバリー部と呼ばれる印刷用紙整理機の組立てに熟練した技術者が当っております。
また、身近にあるエレクトロニクス製品には必ず、平面研磨機によって加工された部品が使われていますが、これら半導体ウエハーなどの表面 を磨くには、研磨加工の精度に、１オングストローム単位までの精度が要求されます。この様な機械も厳しい品質管理のもと製造しています。
長年、大型印刷機やラップ盤、半導体関係の大型機械組立を行ってきたノウハウを活かし、複雑な組立から精度要求の厳しい組立製品まで一貫して対応が可能です。
その知識と経験から、組立時に機械自体の機能を考え、最高のパフォーマンスを引き出し、尚且つ、メンテナンス時の利便性を考え効率的な組立を行います。
工場敷地2,185㎡の幅広い現場環境と各種大物クレーンを完備し10t級の大型機械組立も対応が可能です。
さきがけでは、常に作業環境の整頓を心がけており、機械毎に使用する各種部品を、サブアッシーセクションごとに写真と番号つきで管理する事で作業の効率化を図っております。また、アクリル塗装やウレタン塗装にも対応しております。
焼付塗装や粉体塗装にも協力工場と連携を取り対応しております。

部品の納入および振り分け

お客様より、製品図面と部品を納入していただきます。
納入して頂いた部品は、各サブアッシーセクションに振り分け、部品写真と部品番号で管理します。また、購入品などは受入検査を行っております。

サブアッシー

各サブアッシーセクションには現場管理者を置き、完成後の検査も行っております。
各段階で責任をもって検査を行うことで、自工程保障を行っており、精度要求の厳しい製品であっても対応を可能にしております。細部の部品調整もお任せください！

総組み

各サブアッシーセクションにて完成した部品を総組みしていきます。
組立時においては、海外安全規格に基づいて組立作業を進めております。ゆとりのある広い工場と設備により10t級の大型機械組立の量産も可能にしております。もちろん小ロットや試作品にも対応しています。

検査および各種検査

総組みは後、リミットスイッチやデリバリーの制御スイッチを制御盤に組み込み、ハーネス等の外線をつなぎ合わせ、動作確認を行ないます。
また、品質検査など各検査項目を設けております。

出荷検査/納品

出荷の際は専門の検査士が社内ルールに基づいて検査を行います。
合格した製品は最後にカバー付け出荷検査を行い出荷致します。